この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本を読みました
読んだ動機
- 普段の業務の中でも人に教えたり、アドバイスを求められたりといったシチュエーションが増えてきた
- 現状で上手くやれているのか、今の状態が良い方法なのか分からないと思いながら教える立場になってしまい不安を感じていた
- そんなタイミングでマネージャーと1on1してる時に、コーチングの本面白かったとオススメされたので読んでみた
本全体の流れ
- 1章
- コーチング is 何?って話
- 2章
- コーチが持つべき視点
- コーチがどんなことするのか?みたいな話が書いてある
- この本の中で個人的に一番おもしろかったし、参考になった部分
- 3章
- コーチングでどういう状態を目指すのか?みたいな話が書いてある
- ここも面白い。
- コーチングにおける「フィードバック」の目的・意味とか
- 4章
- コーチング全体の流れの話
- 目標の明確化・現状の明確化・ギャップの原因分析
- この辺は「あ〜、大事そう。わかるわかる」みたいな気持ちになった
- 5章・6章
- 実際のコーチングの例を見ながら、やり方について流れを教えてくれる
- これまでの章をちゃんとよんで、ここはサラッと読むのが良いんじゃないかなと思いました
- かなり「コーチング!」って感じの具体例になっているため、普段の業務とは大分ズレを感じてイマイチ共感できなかったのもあって、結構読み流してしまった
- ここまでの理解を深めるって意味では、読むのも悪くないと思います
- 全体
- 普段、今まで自分がやってもらっていたから、という理由でKPTで実施していたことの目的とか意義みたいなものが言語化されていて読んで良かった
- さらっと読むなら、1〜3章だけでも読むと良いと思います
- 私と同じく、主担当になってKPTとか1on1とかやり始めて、よくわからず雰囲気でやってるな〜みたいな人は読むのありかと
- KPTとか1on1で個別のやり方、実践具体例・方法みたいなのは、それはそれで、個別の本を読んだりした方が良さそうです
読んで得られた考え方等
特になるほど、すぐに使えそうと思ったのは以下
- フィードバック・質問等を通して、自己を客観視させる
- 質問によって自分が無意識で考えていたことを言語化してもらう
- 自己認識を高め、客観視出来るようになってもらう
- ステークホルダーからのフィードバックを活用する
- フィードバックの方法の一つとして映像や音声を活用する
まとめ
- コーチングについて何も知らない人が読むのにちょうどよい本だと思うので、オススメです
- 本を読むのが遅い私でも1週間ちょっとでさらっと読めたので、分量も初学者にはちょうどよいと思います